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●2021年03月05日 レポ取引について


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■2021.03.05 
                  

レポ取引について(2021.03.05)


2002.12

金融商品取引について知ることは、仮想通貨の取引でも役に立つはずである。

そこで今回は、レポ取引をとりあげる。

2021年3月05日 ロイターのニュースより
米国債などを担保にして短期資金を貸し借りするレポ市場で4日、レポ金利がマイナス3─4%に低下した。 レポ金利がマイナスとなる場合、特定の担保証券への需要が増えたり、市場への供給が滞っている可能性があり、10年債が関与しているもようだ。同国債はこの日売られ、利回りは再び1.5%台に上昇した。                  
                 

                  
レポ取引とは、債券などを一定の価格で買い戻しあるいは売り戻し条件を付した売買取引の事。



目的
証券(債券)の借手:資金の調達
証券(債券)の貸手:空売りなど



方法
証券(債券)の借手(資金の貸手)は借り入れた証券に対する貸借料を支払い、担保として差入れている資金に対する金利を受け取る。 証券(債券)の貸手(資金の借手)は貸し付けている証券に対する貸借料を受け取り、受け入れている資金に対する金利を支払う。
(スタート時)
証券(債券)の借手(資金の貸手)⇨債券⇨証券の貸手(資金の借手)
証券(債券)の貸手(資金の借手)⇨現金担保⇨証券の借手(資金の貸手)
(終了時)
証券(債券)の貸手(資金の借手)⇨債券+債券賃借料⇨証券の借手(資金の貸手)
証券(債券)の貸手(資金の借手)⇨現金担保+付利金利⇨証券の借手(資金の貸手)
※付利・・・民間銀行が中央銀行の当座預金に預け入れている残高(日銀当座預金残高)に対して適用される利子、現在この金利がマイナス、これがマイナス金利政策である。



取引の例
金融機関等が保有している国債を担保として短期の資金調達を行うケース。



レポ金利(レポ・レート)とは、
レポ取引において、担保金金利と債券賃借料との差額の金利のこと。通常、正の値を取る。



これがマイナスになるということは、
レポ・レートが先に決まるため、付利金利から債券賃借料を求められ。
Ex)
レポ・レート(△3%)=付利金利(△0.1%)-貸借料率(結果として2.9%になる)



その結果
特定の担保証券への需要が増える。